絵の中のすべてを描写しなければいけませんか?
いいえ、むしろそうしようとすると減点につながります。はっきりした要素を 4、5 個選び、それぞれに位置、見た目の特徴、動作を添え、残りは思い切って手放しましょう。

Task 3 では、日常の一場面を細かく描いた絵が画面に表示され、それを見えない相手に描写するのがあなたの役目です。準備は 30 秒、回答は 60 秒です。採点者が試すのは想像力ではなく、あなたの言葉だけで聞き手が場面を再現できるかどうかです。上のデモは本番と同じ画面とタイマーで動くため、ここでの練習がそのまま本番に生きます。
訓練を受けた採点者が、すべてのスピーキング課題を同じ重みの 4 つの観点で採点します。Task 3 では、各観点がそれぞれ特定の描写スキルを評価するため、得点をねらいやすいのが特徴です。
細部が積み重なって、聞き手が追える一つの場面になっているか。絵の中を一本の明確な道筋でたどる方が、つながりのない観察の寄せ集めより高く評価されます。
語彙の幅と正確さ。in the foreground のような位置を表す表現に、reaching や chatting といった的確な動詞を組み合わせる方が、珍しい慣用句よりも語彙の幅を示せます。
リズム、発音、イントネーション、文法の総合力。Task 3 ではおもに現在進行形を安定して保つこと、つまり a man climb ではなく a man is climbing と言えることを指します。
この絵を実際に、聞き手が描き起こせるだけの細かさで描写できたか。話題についての意見に脱線すると、どんな文法ミスよりも大きく減点されます。
絵を見渡し、道筋を決めましょう。まず全体の設定、続いてその途中で取り上げる人物やグループを 4、5 個決めます。30 秒が切れると大きな音で「Start speaking now」と流れ、録音がすぐに始まります。押すボタンはありません。
どんな場所か、全体の雰囲気はどうかを 1、2 文で示します。たとえば a bright, busy public library のように。この枠組みがあれば、聞き手はこの後の細部をすべて位置づけられます。
手前から奥へ、あるいは左から右へと一方向に進み、人物ごとに位置、見た目の特徴、現在進行形の動作を添えます。新しい位置表現が、移動のたびに合図になります。
小さな具体的な細部を一つ、または雰囲気について一文を添えて締めくくると、意図して完結させた回答に聞こえます。文の途中でタイマーに切られると、言葉が尽きた印象を与えます。
どのフレーズも、そこで何が起きているかを言う前に、聞き手にどこを見ればよいかを伝えます。描写の新しい部分はどれもこれで始めれば、場面は順番に組み上がっていきます。
目についたものを次々に描写すると、聞き手は一文ごとに場面を組み立て直すことになります。絵の中を通る道筋を一本決め、それに沿って進みましょう。
a man climb と言ったり、急に過去形へ飛んだりするのは、採点者が最も気づきやすいミスです。動作は今起きているので、is doing の形で保ちましょう。
some people are doing something では、採点者に評価する材料が何も残りません。代わりに服装、物、正確な動作を名指ししましょう。
十数個を駆け足でこなすと細部を語る余裕がなくなり、話し方も崩れます。しっかり描写した 4、5 個の要素の方が、全部を並べ上げた目録に勝ります。
this person や over here は、絵を持たない相手には何も伝わりません。on the left や near the back のように、言葉で位置を添えて細部を固定しましょう。
いいえ、むしろそうしようとすると減点につながります。はっきりした要素を 4、5 個選び、それぞれに位置、見た目の特徴、動作を添え、残りは思い切って手放しましょう。
別の言い方で説明して、話し続けましょう。ladder が思い浮かばないなら a tool for reaching the top shelves で十分伝わります。採点者は、単語が出ないこと自体よりも、なめらかに切り抜ける力をずっと高く評価します。
はい、Task 4 は同じ絵を示し、次に何が起こるかを尋ねます。ここで場面を描写しながら、進行中の動作を一つ、たとえば someone reaching for a book のように心に留めておけば、Task 4 の予測はもうできています。